Deeper & Deeper

深く、深く。

すわたび! ~旧中山道を歩く~

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秋宮から春宮へと向かう間、ちょっとだけ中山道を歩きます。


16:56 秋宮を後にする。

雲の切れ間からは薄明光線が差し込む。神々の地でこの光景を目にすると、なんだかいつもより神々しく見える。

実はこの旅行の頃ちょうど台風が来ていたのだけれども、幸い風雨に晒されることはなかった。以前訪れた時もそう言えば晴れたんだった。これは諏訪神のご加護かもしれない……。


錦の湯

中山道沿いということもあって歴史のある建物も多い。この「錦の湯」は、下社七不思議の一つ。*1

この錦の湯は、諏訪明神の妃、八坂刀売神やさかとめのかみが錦で作った湯玉(?)を置いたところから湧き出た湯で、やましいものが入ると湯が濁ったという伝承がある。

球形の石の下からは熱湯が湧き出ている。下諏訪の町は温泉街でもあるので、あちらこちらに銭湯がある。


本陣岩波家跡

下諏訪宿の本陣跡。

入場料は大人500円。今回は諏訪大社ばかりに気を取られてスルーしてしまったが、機会があればまた訪れてみたい。

142号線から逸れて、ここを真っすぐ進む。平日ということもあり、歩いている観光客はほぼいない。

下諏訪でよく見かけた光景。庭先で三つ何かを焚いている。時期的にお盆的の風習か何かだと思う。私の地元ではお盆の行事なんてほとんどないのでよく分からない。
ご存知の方はぜひ教えてください。


御作田社

しばらく歩くと高い木と鳥居が見えてくる。

御作田社だ。

その名の通り、境内には稲が植えられている。

これもまた諏訪七不思議のひとつ(御作田の早稲)で、6月30日に田植えをしても7月下旬には収穫できたという伝承がある。

ちなみにこれが8月中旬の姿だが……成ってない!

まあ普通に考えて8月中旬に稲がなるなんてよっぽど暖かいところじゃないとなあという話。そもそもこの伝承自体、旧暦のころならばありえなくもない。

境内の木は皮が剥がれかかってやや危なげな印象だった。

御作田社前からは清水と温泉が湧き出ており、地元の人がペットボトルなどに水を汲んでいたりする。

www.naganokenyaku.or.jp


伏見屋邸

歴史的風致形成建造物、つまり地域の歴史的景観に貢献している建物がこの伏見屋邸。現在は街歩きの拠点となっているようだが明らかに閉まっている。

立派な蔵。

一里塚跡。

白華山慈雲寺。


展望

しばらく歩くと、展望の開けた場所に出る。

車通りが多いのでやや注意が必要だが、かなり綺麗な景色が見られる。

手前の目立つビルは日本電産サンキョー。諏訪湖をはさんで対岸にある諏訪湖スタジアムも見える。そして、一番奥にちょこっと頭を出しているのがあの「守屋山」だ。

天気が良ければ富士山が見えます。

天気が良ければ。

輪郭が見えるような見えないような。

*1:諏訪には七不思議や七石……など色々な伝承があります

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