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Deeper & Deeper

深く、深く。

撮ってもいいですか?

ブログ-雑記 写真

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街角で写真を撮ったりフォトコンテストに応募したりしているとどうしても気になる問題があります。

そう、「肖像権」についての問題です。


今日は、この『SNS時代の写真ルールとマナー』を読んで自分なりに考えたことを書いてみます。

そもそも何が問題なのか?

撮影者に対しては憲法第21条、いわゆる「表現の権利」が守られています。

集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

一方の被写体には「肖像権」があります。

肖像権というのは明文化されているものではなく、憲法第13条の「幸福追求権」

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

に基づいた考え方です。


つまり、撮る側の「表現」と撮られる側の「プライバシー」、どちらを尊重すべきかという問題があるのです。


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被写体は撮られるために存在するのではない

当たり前ですが、私達の身の回りにあるモノや人は写真に撮られるためそこにあるわけではありません。

私自身写真に撮られるのは好きではありません。

もし街中でカメラを構えている人がいたら写らないように咄嗟に下を向いたりします。極端な話ですが、カメラは暴力です。突然向けられた時の恐ろしさは計り知れません。自分自身がカメラを持つ立場になるとそういう感覚を忘れがちになります。

だからこそ、撮られる側が不安に感じないよう最大限の努力をすべきなのです。


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撮ってもいいですか?

一番大切なのはコミュニケーションです。

目があったら会釈する、すれ違ったら挨拶する……。コミュ障の人間にはなかなかその一歩を踏み出すことが難しいのですが、やっぱり人として最低限のことですよね。

これがあるかないかで信頼感がかなり違うと思います。場合によってはいきなり「撮らせてください」ではなく、世間話などから始めることも必要かもしれません。


そして、意外に重要なのが堂々とすること

挙動不審な人が写真を撮っているとどうみても怪しいです。

「私は写真を撮っています」ということをアピールするぐらいで、写真を撮る。

撮影目的をとっさに説明できることも大切です。


「撮らせてもらっている」ということを忘れずに

写真を撮るときには立ち止まったりシャッター音が出たりして、大小なり迷惑になることも多いです。

それでも写真を撮らせてもらえるのはありがたいことです。

だからあくまでも撮らせてもらうの立場で、注意されたら謝りましょう。(もちろん理不尽な場合は毅然と対応することも必要です)


まとめ

正直コミュニケーションは苦手ですが、後々撮っておけばよかったと悩む続けるよりは「撮っていいですか?」と声をかけた方がいいかもしれません。

今回は人を撮るということを中心に書きましたが、『SNS時代の写真ルールとマナー』では店内での料理の撮影などに関するマナーも書かれています。なにより、問題のケースごとに対処法が書かれているのが良いですね。

事前にどういうことが問題なのかを知っておくのは大切だと思います。(特にカメラマンのマナーが取り沙汰される今日においては)

自分自身の表現を探しつつ、周りのことにも気を配れる人間になりたいです。



記事内のイラストはいらすとやさんからお借りしました。

www.irasutoya.com

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